11時間目【学校制度】新年度スタート!-「始業式」と「クラス発表」からの「職員研修」-

2016年1月13日

昨夜は雷(かみなり)が鳴り、その後雨も降り出しました。相変わらず夜も暑いブンヤ。扇風機(せんぷうき)を毎晩(まいばん)回しながら寝(ね)ているのですが、今日は深夜に暑さで目がさめました。…あれ?…静かだ。…扇風機が動いてない。…停電だ。近隣諸国(きんりんしょこく)から比べるとインフラが整っているナミビアですが、ブンヤの村は雨に弱く昨夜は一晩停電で過ごしました。停電が毎日が当たり前の国(ザンビアなど)もあることを踏(ふ)まえるとこのくらいで文句は言っていられないなと思いますが、それにしても暑くて寝苦しかった。急な停電にはまだ対処(たいしょ)できません。ということで寝不足の疲れ(つかれ)を残したままですが、本日からついに学校がスタート!子どもたちが登校してきます!!

昨日までとーっても静かだったブンヤの村に、児童生徒約1000人が帰ってきました!朝から通学路には子どもたちの姿が見えて、改めて今日から新学期が始まるんだ!と期待に胸が膨(ふく)らみましたね。新年度初日の本日は朝会スタートです。いわゆる始業式!やっぱ子どもたちがいるからこその学校だな〜と感じます。やっと動き出したなと。…動き出すんだよね!?と。

子どもたちは朝会が終わると新学年の教室の前に集合して、自分の新しいクラスの発表を待ちます。先生たちが子どもの名前を一人ずつ読み上げて、呼ばれた子どもは新しいクラスの教室に入っていくといった感じでクラス発表が行われました。

日本だったら新学期初日はクラス名簿の紙を渡してすぐに終わり、そのあとは新一年生の入学式がありますが、ナミビアには入学式はありません。クラスが発表されたあとは、教室に自分たちの机(つくえ)や椅子(いす)を運びます。そしてそのあと子どもたちは通常の学校終了時刻の12時50分まで教室で待機します。クラスの担任の先生は今朝発表になりましたが、教科担当はまだ全く決まっていないので授業ができないんです!私もまだどの学年に何を教えるかは決まっていません。

だったら子どもたちを早く家に帰らせてあげてもいいのではないかなとも思うのですが、そこはきっちり守るブンヤセカンダリースクール。授業はないのに子どもたちは学校にい続けるのでした。

州ごとの成績ランキング

そして驚いた(おどろいた)のはなんと10時40分から職員研修が始まったことです!!。これはさすがにマジか!?となりました。だって子どもたちはまだ教室で待機しているんです!!そんな中、先生たちはオフィスに集まって研修を受けるんです。…マジか!?教育調査担当(インスペクター)の方はなぜこの時間に来校したのか…。まぁいろいろあるのでしょう。文句を言っても仕方ないので、子どもたちに想いを馳(は)せながら研修に参加しました。

ブンヤセカンダリースクールは地区で2番目でしたよの図

研修内容は、昨年末に行われた10年生(グレード10)の試験の結果の解説でした。グレード10の生徒たちの学年末テストは全国共通試験なので、その結果を比較(ひかく)してブンヤセカンダリースクールの現状を数値で見ていくといった内容です。今年度の合格率を前年度の結果や、近隣(きんりん)校の結果と比較して見ていく。数値でバシッと示されるのでまぁ非常にわかりやすいのは事実です。そして、近隣の学校の中での順位もしっかりとつけられます。競争意識を芽生えさせて教師のやる気を引き出すといった感じかなと。いろいろ思うことはありましたが、『子どもたちの成績を上げる!』というナミビアの教育のはっきりとした目標を感じました。ナミビアでは成績が絶対です。私が思うキレイ事もここでは通用しません。海外協力隊として私に『求められていること』と『したいこと』。これをしっかり考えていかないといけないなと肝(きも)に銘(めい)じました。

ということで、新年度初日はこれで終了です。教科!学年!!時間割!!!まだ何一つ決まっていません。…誰か現在進行形で決めているんですよね!?と信じて待つしかない感じです。明日も当然子どもたちは学校に来るわけですが、いったい何をするのか?全く経験したことのない新年度スタート…自分が小学校教員になった右も左もわからなかった22歳の初任の春の頃のような感覚をナミビアの地で思い出すのでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれの32歳。神奈川県横浜市出身。 2009年小学校の先生としての生活がスタート。 2015年から約2年間、青年海外協力隊としてナミビアへ。 2019年3月、先生として成長するために先生を辞める。 2019年4月からアフリカ54ヶ国訪問の旅をスタート。